ベースメイクは、仕上がり次第で顔立ちさえも美しく見せることができ、とても重要な部分。
綺麗なお肌を見せたいのなら、化粧下地の正しい知識を理解することで、理想の美肌作りへ導きます💕
そこで今回は、資生堂さん女子風の化粧下地(ファンデーション)の種類や塗り方&使用方法などをご紹介しますので、気になる方は是非チェックしてくださいね。
自分に合った化粧下地で透明感ある美肌作りを目指しましょう。✧♡
*資生堂女子の美肌力参照
目次
化粧品の種類と使用順序。✧♡
ベースメイクを覚える前にまずは化粧品の種類と使用手順をおさらいしましょう。
ただし、仕上がりの好みやメーキャップのイメージ、目的によって省略したり順序が入れ変わることがあります。
- 化粧下地~ファンデーションのつきを良くし、メークキャップの長持ちさせるためのアイテム。紫外線から肌を守り、肌色を演出するコントロール効果を考慮したものもあります。
- ファンデーション~肌に好みの色や質感を与え、美しく見せるためのアイテム。紫外線や乾燥など外的トラブルなどの刺激から肌を守る役割も果たします。
- おしろい~ファンデーションの油分をあさえ、メーキャップを長持ちさせます。
- アイブロー~眉毛を補い、また形を整えます。
- アイシャドー~目元に陰影をつけたり色をつけて、目を印象的に見せます。
- アイライン~目の形をくっきりと引き立て、目の存在感をはっきりとさせます。
- マスカラ~まつ毛を濃く長く見せるだけでなく、目元に深みや彩りを与える効果もあります。
- 口紅~唇に好みの色や質感を与え、口元の印象を引き立てます。
- ほお紅~ほおに血色を補い、生き生きとした表情と立体感に見せます。
- フェースカラー~肌に明るさと透明感、自然な陰影を与え、顔を立体的に見せます。
- つけまつ毛~まつ毛を濃く長く見せ、理想的なまつ毛を作り上げます。
化粧下地の基本。✧♡
ベースメイクで一番最初に使うのが化粧下地です。最近は様々な質感の製品があるので、自分に合ったアイテムを選んだら、正しい使い方をマスターしましょうね。
①クリ―ム・乳液タイプ
クリームタイプはパール粒1個分くらいを指に、乳液タイプは1円硬貨くらい(直径1.8㎝)の量を手のひらに取ります。
そして、顔の5箇所(額・頬・小鼻の上・あご先)にのせ、指の腹を使って顔全体にムラなくのばします。顔の中心から外側に向かってのばしましょう。
②スティックタイプ
1㎝くらいくり出して、肌に直接つけます。つける部位はTゾーン、ほお骨周辺、アゴ先。
指先で顔全体にのばします。のばす方向はクリーム・乳液タイプと同様です。
目・鼻・口まわりは指でスティックをなでるようにして取ってから肌にのばします。
③固形タイプ
スポンジ面の1/3の面積に化粧下地を取ります。このとき、一定方向に取りましょう。
片方のほおから、スーッとすべらせるようにのばします。のばす方向はクリーム・乳液タイプと同様です。
もう片方も同様にのばします。目・鼻・口まわりは少しずつ取ってから肌にのばします。
④化粧水タイプ
1円硬貨くらいの量を手の平い取ります。
指先に少しずつ取り、肌の上でポンポンとたたいて肌になじませます。
目・鼻・口まわりは薬指を使用して、力を入れずに軽くポンポンと。全体に馴染ませたらハンドプレスでしっかり密着させます。
ファンデーションの基本。✧♡
様々なファンデーションの形状がありますが、手順はどのタイプも共通です。このテクニックをマスターすることが、自然な美しさに仕上げるための近道です。
①力を入れずに顔の中心から外側へ
顔の中心から外側に向かってのばすことでフェースラインの塗布量が少なくなるので、自然な立体感が生まれます。
また、ほうれい線や口角などは、筋肉の流れに沿ってのばすようにしましょう。見た目のきれいさだけでなく、崩れにくいベースメークに仕上げることができます。
②部位によって動きを変える
ほおや額などの広い部分はスポンジなどの側面を使ってスーッとすべらせるように大きく動かすと、面がよれず、綺麗な肌をつくることができます。
小鼻や目頭などの細かい部分は、小さな動きで丁寧に塗布しましょう。スポンジを折り曲げたり、角を使うなどして、繊細なタッチを心掛けましょう。
③ファンデーションの基本的な塗り方
スポンジの使用方法
ほおや額などの広い部分は面で。
額、ほおなどはスポンジの面を使用して、指3本で支えてつけます。カバーアップしたい部分は、少量ずつ軽くたたくようにして重ねづけします。
*スポンジが汚れたまま使い続けると、不衛生だけでなく、ファンデーションの取れやつきが悪くなり、ムラづきしやすくなります。汚れが目立ったらすぐに洗い、常に清潔な状態で使用しましょう。
細かい部分は角で。
小鼻のわき、目や口まわりは、スポンジの角で押さえるようにつけます。
指での使用方法
広い部分は指の腹で。
ほおなどの広い部分は、薬指と中指の腹を使ってのばします。
細かい部分は指先で。
小鼻のわきや目のキワなどの細かい部分は、指先でトントンと軽くたたき込むように、塗り残した部分にもこの技法を使いましょう。
ファンデーションのタイプ別使用方法。✧♡
自分の肌や生活スタイルには、どのようなファンデーションを選ぶのがベストなのかご紹介しますね(*^-^*)💕
自分好みの仕上がりのファンデーションを見つけましょう。
①パウダータイプ
手を汚さずに使えるのでもっとも多くの女性に愛されているファンデーション。
持ち運びしやすいので、外出時での化粧直しがしやすいのも大きな利点。ハーフマット肌を作りたい人にも最適です。
- スポンジの1/2にファンデーションを均一に取ります。(顔半分の目安)
- 顔の半分から仕上げます。まずは顔の中央から外側に向かって、片方のほおからあごまでのばします。
- ほおとあごが終わったら、次は額へのばします。
- スポンジに残ったファンデーションで、目・鼻・口のまわりなどにのばします。これで顔半分が完成です。
- スポンジに再びファンデーションを取ったら、今度は反対側の顔を同様の手順で進みます。
②エマルジョンパクトタイプ
パウダー同様、手を汚さずに使えるファンデーションでテクチャーがみずみずしく、肌に密着しやすいのが特徴。
リキッドのような肌なじみとツヤ感を出しつつ、短時間で仕上げたい人向き。
- スポンジの1/3にファンデーションを一定方向に取ります。(顔半分の目安)
- 顔の半分から仕上げます。まずは顔の中央から外側に向かって、片方のほおからあごまでのばします。
- ほおとあごが終わったら、次は額へのばします。
- スポンジに残ったファンデーションで、目・鼻・口まわりなどにのばします。これで顔半分が完成。
- スポンジに再びファンデーションを取ったら、今度は反対側の顔を同様の手順で進みます。
③スティックタイプ
直づけするタイプの固形ファンデーション。
適度な固さを保っているため、好みの量を肌にのせることができます。くり出して使うので、場所を取らず、コンパクトに収納することができます。
- スティックを約1㎝くり出し、額・鼻すじ・両ほお・あご先などに直接つけます。
- 指、またはスポンジを使い、顔の中央から外側に向かってムラなくのばします。
- スポンジに残ったファンデーションで、目・鼻・口まわりなどにのばします。
④クリームタイプ
こっくりとしたテクチャーで、気になる毛穴はもちろん、くすみもしっかりカバーできるものが多いのも特徴。
さらに保湿効果が高いので乾燥する季節にも有効です。
- 中指にパール粒1.5個分のファンデーションを取り出します(顔全体の目安)
- 顔の5箇所(額・鼻・両ほお・あご先)において、指またはスポンジを使用して顔の中心から外側に向かってのばします。
- スポンジに残ったファンデーションで、目・鼻・口まわりなどにのばします。
⑤リキッドタイプ
さらっとした手触りと密着度で、適度な保湿力で、季節を問わず使用することが可能。
クリームと同じ乳化タイプで、より肌に軽くのびて自然な仕上がりです。
乾きが早いタイプ
- 直径約0.5㎝をスポンジまたは手のひらにファンデーションを取ります。(顔半分の目安)。
- 片方のほおに手早くのばし、同じ量を取って、もう半分を仕上げます。
- さらに少量を取り、額・目・鼻・口まわりなどにのばします。
乾きが遅いタイプ
- 1円硬貨もしくはディスペンサー1回押しの量を手のひらに取ります。(顔全体の目安)
- 広口ビンの場合は指先をビン口に当てて、ビンを逆さまにして指先に取ります。
- 顔の5箇所(額・鼻・両ほお・あご先)において、指またはスポンジを使用して顔の中心から外側に向かってのばします。
⑥化粧水タイプ
肌馴染みが良く、素肌感のある仕上がりが特徴。
クリームやリキッドに比べるとカバー力が少なめなのですが、肌に透明感を与えることができます。
保湿力の高いタイプが多いので、乾燥に悩んでいる人にもおすすめです。
- 容器をよく振ってから、手のひらに1円硬貨大(直径1,8㎝)の量のファンデーションを取ります(顔全体の目安)
- 手のひらに取った量の半分片方のほおにのばします。のばす方向が顔の中央から外側に。
- 残りの量でもう片方のほおにものばします。
- さらに少量を取り、額、目、鼻、口まわりなどにのばします。
ファンデーションのなじませテクニック
優秀なファンデーションを使っても、肌に自然にフィットしていなければ美しい肌は手に入りません。
ちょっとしたテクニックで仕上がりがぐんとアップします。
①ファンデーションをつけすぎた場合
何もついていないファンデーションを使って顔全体をポンポンと軽くたたきます。こうすることで厚ぼったさがなくなり、自然な肌へと変化させることができます。
また、フェースラインをさらに薄くしたいときも、スポンジのファンデーションがついていない部分で、中央から外側に向かってぼかします。
②指を使ってファンデーションをつける場合
指を使ってファンデーションをつける場合は、全体をつけ終えたあと、フェースラインから外側へと指全体を使ってなでます。
顔と首との境界線が自然になじみ、顔が白浮きすることがなくなります。
③パウダーファンデーションをつけた場合
ベースメイクの仕上げに手のひらを顔に当てて、やさしく上から押さえます。
ファンデーションがより肌にフィットして、理想的な肌になります。
資生堂さん女子風の簡単プロ肌テクニック
①しっかりカバーゾーン⇒トントン塗り
シミ、くすみ、毛穴などの肌悩みが多い部分。
トントン叩き込むようにのばすとカバー力がアップします。キメが整った、毛穴の凹凸が目立たない明るい印象へと導きます。
②適度にカバーゾーン⇒抑え塗り
顔全体よりひと回り小さい卵型のゾーン。
軽く押さえるようにのばすと、適度なカバー力が生まれ、フィット感もアップします。
③薄塗りゾーン⇒滑らせ塗り
フェースラインや額の生え際をごく薄く塗ることで、厚塗りに見えず、グラデーション効果ですっきりした印象が得られます。
スポンジに残ったごく少量のファンデーションを外側に向かってなじませるようにしましょう。
ベースメイク~化粧下地(ファンデーション)のまとめ
いかがでしたでしょうか。
資生堂さん女子風の化粧下地(ファンデーション)の種類や塗り方&使用方法などご紹介しました。
化粧下地は肌に明るく透明感を与える効果があるので、ベースメイク選びは一番重要です。
あなたの肌質や生活スタイルに合わせて理想の美肌を作りましょうね(*^-^*)💕