乾燥肌からお肌を守る『保湿』はエイジングケアには欠かせないもの。
お肌が乾燥してしまうとツヤやハリ、透明感がなくなるだけではなく、バリア機能が低下してしまうので肌荒れや老化の原因にもなってしまいます。
保湿ケアをしているけれどどうしても乾燥肌が改善されない!という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
それは自分に合った正しい保湿ケアをしていないからなんです!!
間違った保湿ケアをしても時間が経過すると蒸発してしまい、保湿の役割を果たしていないです。
そこで今回は、乾燥肌に悩まれている方のために、乾燥肌を治すためにおすすめなセラミド配合のスキンケア方法やお肌の保湿成分の種類などをご紹介しますので是非参考にチェックしてみてくださいね💕
セラミド配合のスキンケアで保湿成分をしっかり与えて乾燥肌を改善させましょう。✧♡
目次
保湿成分を与えて乾燥肌を改善させよう。✧♡
真のお肌の保湿とは、水分ではなく、保湿成分を与えることなんです。
健康な肌の角層には約20%の水分が含まれており、これよりも少ない状態になると乾燥肌になります。
空気中の湿度が下がってくると、角層から水分が急激に蒸発しやすくなります。
セラミドの保湿成分を与えよう
そこで肌から水分が減らないようにつなぎとめるセラミドの保湿物質がおすすめなんです!!
本当の保湿とは、セラミドなどの保湿成分を与え、体の内側から湧き出る水分を肌の中で保つようにサポートすることなんです。
水分だけでは保湿できない
保湿といえば化粧水を思い浮かべる方も多いですが、化粧水の構成成分の大部分は水なのです。
水そのものを与えても蒸発してしまうので、保湿の役割を果たしていません。
また乳液やクリームなどで水分を守る方法も水分保持力があまり高くなく、たっぷり塗ってもそのすき間から水分が蒸発してしまうのです。
セラミドやヒアルロン酸などのように、水分を蓄える働きをする保湿成分が補うことが最新の保湿方法なんです☺
間違ったスキンケアは保湿できてない。✧♡
前述でお伝えしたようにあなたの保湿は間違っていませんか!?
①化粧水をたっぷりつける
成分の大半が水なので、すぐに蒸発してしまうので保湿成分の効果は高くないです。
何度も化粧水をつけるとかえって乾燥を招くこともあります。
②化粧水をシートマスクでお肌にじっくり浸透させる
シートマスクなどを使用し化粧水をじっくり浸透させても、結局は水分なので時間が経つと蒸発してしまいます。
③乳液でフタをする
水分が逃げないように乳液の油分でフタをする方法ですが、油分の水分保持力がさほど高くないので、結局水分が蒸発してしまいます。
クリームやオイルなど油分の高いものでも同様にフタにはなりません。
セラミド配合のスキンケアで乾燥肌を保湿しよう。✧♡
保湿の救世主は、セラミド配合のスキンケアなんです!!
セラミドがある肌は乾燥しない
セラミドは、お肌の一番外にある角層の細胞を細胞のすき間をぴったりと埋めている『角質細胞間脂質』の一種になります。
セラミドを失うと、角層の水分量は80%も低下してしまいます。
角層に含まれるセラミドの量がいちばん多いのが赤ちゃん時代になり、加齢とともに肌内に存在するセラミドの量も減少し、角層の水分も減っていきます。
また睡眠不足やストレスなどでもセラミド不足の原因にも!!
充分なセラミドがあれば真冬でもぷるぷるの潤いある肌を保つことができます。✧♡
セラミドは脂質なので水には溶けませんが、水と結合して「ラメラ構造(層板構造)」と呼ばれるミルフィーユ状の層をつくります。
このラメラ構造に取り込まれた水分は、たとえ湿度が0%になっても蒸発しないので、セラミドは最強の保湿物質といわれているのです💕
セラミドは化粧品で補おう
セラミドはターンオーバーとともに表皮細胞の中でつくられているので、老化で代謝が悪くなると、セラミドの量も角層の量も減ってしまいます。
年齢とともにお肌が乾燥しやすくなるのはこれが理由なのです。
またセラミドはコレストロールのようなものからつくられていますが、コレストロールを食事からといっても、セラミドは増えません。
加齢で減っていくセラミドを体の中からつくり出すことはとても困難です。
そこでセラミドのスキンケア化粧品が、簡単に肌の水分を確実に増やしセラミドを補うことができるのです。
関連記事:【美肌の秘訣】ターンオーバーの改善。✧♡
セラミド化粧品の選び方
セラミドは水溶性の物質ではないので、化粧水だけではなく、美容液や乳液に配合されています。
セラミドはいくつか種類があり、『セラミド2』,『セラミド3』,『セラミド10』とそれぞれ番号がついています。
セラミドは化粧品原料としては比較的高価なものになるので、極端に安いものだとセラミドを微量しか含まないものが多いです。
化粧品の量や種類にもよりますが、3000円以上を目安に選ぶと良いでしょう。
代表的な保湿成分の種類。✧♡
代表的な保湿成分の種類をご紹介します。
①水分をはさみ込むタイプ
水をサンドイッチ状にはさみ込んで、しっかりキープさせる性質があります。
代表的な成分はセラミドになり、水分保持力は最強なのです。
セラミド
細胞間脂質の約40%を占めていて水分を強力にはさみ込んでキープする特性があります。
湿度が下がっても、水分をキープできる最強の保湿物質です。
スフィンゴ脂質
セラミド以外の細胞間脂質になり、保湿力はセラミドより弱いです。
水素添加大豆レシチン
大豆から抽出される成分です。
コレアリン酸コレストロール
セラミド以外の細胞間脂質になり、保湿力はセラミドより弱いです。
②水分を抱え込むタイプ
真皮に元々ある成分などがよく使われます。
ただし、真皮まで吸収されることはなく、角質内での保湿成分として働きます。
湿度が下がっても、水分を抱え込んだままキープしてくれるので、スキンケアアイテム以外でもボディーケアアイテムやハンドクリームによく配合されています。
ヒアルロン酸
真皮にあるゼリー状の物質になり、200~600倍の水分を蓄える力があるので敏感肌の方にもおすすめです。
エラスチン
真皮にある物質で保湿力が強いので、化粧品に配合されることもあります。
関連記事:お肌のしくみや皮膚の構造&働き。✧♡
コラーゲン
真皮では弾力を保つ働きをもっていますが、化粧品として配合されている場合は、保湿成分となります。
残念ながら、真皮までは吸収されません。
ヘパリン類似物質
血液中のヘパリンという成分に水分含有力があることから、類似の成分を保湿成分として応用したものになります。
ヘパリン類似物質は、医薬品にも使用されています。
③水分をつかむタイプ
水分を保湿する性質がありますが、冬場など湿度が低いときには保湿力が下がってしまいます。
天然保湿因子
角質細胞内にある水溶性の成分になり、アミノ酸や尿素、PCA(ピロリドンカルボン酸)など、約20種類の成分で構成されています。
保湿力は強くないけれど、サラッとしていて使用感よいので化粧水によく配合されています。
PG、グリセリンなど
多価アルコールになり、吸湿性に優れていて、化粧品によく使われる成分です。
保湿力はあまり強くありません。
乾燥肌におすすめなセラミド配合されたスキンケア。✧♡
いかがでしたでしょうか。
乾燥肌を治すためにおすすめなセラミド配合のスキンケア方法やお肌の保湿成分の種類などをご紹介しました。
乾燥肌に最強なスキンケア成分は、セラミドという保湿物質がいかに水分をキープさせる特性をもっていることがわかりましたね💕
なかなか乾燥肌が改善されない方は、まずは3000円以上のセラミドとヒアルロン酸がたっぷり配合されたスキンケア化粧品を使ってみてください。
セラミドの成分で赤ちゃんのようにもっちりふっくらしたハリのあるお肌を目指しましょうね。✧♡
エトヴォス セラミドスキンケア モイスチャライジングセラム
お肌のうるおいバリアに着目したヒト型セラミドを高濃度で配合した美容液になり一番人気です。
ヒト型セラミド「セラミド1」,「セラミド2」,「セラミド3」,「セラミド4」,「セラミド5」をバランスよく高濃度で配合しており、お肌にあるセラミドと同じ『ラメラ構造』をしたセラミドを使用しているので肌なじみが良く、浸透力も抜群です💕
セラミドを単体で配合するよりも保湿力が断然UPするので、乾燥肌が気になる方や敏感肌の方などにとても人気が高いアイテムです。
敏感肌にも優しい7つの無添加処方でヒアルロン酸も配合されているので、憧れのぷるぷる肌が手に入ります。✧♡