カラーリングで色味を変えるだけでイメージを大きく変えることができるので今では一般的になりました✨
イメチェンや気分転換したいときにも最適です☺💕
しかしカラーリングやパーマをすると少なからず髪へのダメージを受けてしまいます。
美髪を保つためにも自分に合ったカラーリングやパーマの種類をおこなうことで、負担をなくすことができます。
そこで今回は、カラーリング&パーマの種類や特徴をご紹介しますので是非参考にチェックしてくださいね。
目次
カラーリングの種類や特徴
カラーリング
カラーリングを塗布すると、アルカリ剤の働きで髪が膨張してキューティクルが開き、そこに脱色と染色を同時に行います。
美しい髪にとって重要なキューティクルに負担をかけてしまうので、ダメージが避けられないのは当然です。
とくに自宅でできるカラー剤にはアルカリ性が強く、キューティクルの開きが大きくなるのでより髪に負担をかけてしまいます。
自宅で手軽にカラーチェンジを行えるのは便利ですが、ダメージのことを考えるとヘアサロンでのカラーリングの方がおすすめ❤
カラーが染まるしくみ
- 塗布前は、キューティクルが閉じています。
- アルカリ剤により毛髪が膨張。キューティクルが開いて、髪の内部までヘアカラーの成分が浸透する
- アルカリ剤により分解された過酸化水素がメラニン色素を分解して脱色。同時に参加した染料が集まって発色する
♡アルカリカラー♡
サロンや市販のカラー剤がこのタイプ。
色やトーンを幅広く選ぶことができ、髪色を明るくしたい人におすすめ。
発色も良く、2~3ヶ月は色持ちします。
ただし髪と頭皮へのダメージは大きく、人によってはかぶれやかゆみが起きることもあります。
♡中性カラー♡
髪への負担は少なめ。
アルカリカラーよりも髪へのダメージが弱いタイプです。
一般的に白髪染めがこのタイプにあたります。
色のバリエーションが少ないので、カラーチェンジや髪色のトーンアップには不向きです。
♡ヘアマニュキュア♡
パーマ後に施術してもOK!!
髪の表面に色素をつけていくので、髪へのダメージは少なめです。
シャンプーなどで色素がはがれるので色持ちは2~3週間程度。
毛髪内部への浸透は少ないので、パーマ後すぐに施術してもダメージが少なくすみます❤
♡オーガニックカラー♡
ハリやコシが出ることも!
ヘナをはじめ天然植物成分を配合しているので、髪の毛や頭皮へのダメージが少ないのが特徴です。
染めるのにやや時間はかかるものですが、ハリやコシが出ることもあり、ボリュームupにも期待できます♡
パーマの種類や特徴
パーマ
パーマとは、薬剤を使用して、カールやストレートなど、髪の状態を変えていくものです。
2種類の薬剤を使用して、1剤で鎖のように結合している毛髪内部の状態を切断し、ゆるませます。
そこにウェーブやカールなどの形をつけて、2剤で再び結合させて形を固定させていくのです。
髪質やダメージによりパーマのかかり具合は違ってくるので、自分の髪の状態を知って、ヘアサロンでしっかり伝えましょう♪
パーマのウェーブがかかるしくみ
- 毛髪内部はシスチンによる結合など3つの結合で支え、キューティクルも閉じています。
- 1剤には、アルカリ剤、還元剤、安定剤、水などが含まれ、これらがキューティクルのすき間から毛髪内部に入ることで、結合が切断されます。
- 2剤に含まれている臭素酸塩や過酸化水素が酸素を放出することで切断した結合を再結合させ、ウェーブを固定します。
♡コールドパーマ♡
薬剤を使用する一般的なパーマ。
パーマの持ちは1ヶ月程度ですが、ウェーブやスパイラル、くせ毛風など、さまざまなスタイルが可能です。
濡らしてからスタイリングすると、ウェーブがはっきりきれいにまとまります。
加熱しない方法なのでコールドパーマと呼ばれます。
♡ストレートパーマ・縮毛矯正♡
パーマのかかるしくみは他と一緒。
ストレートパーマは2剤で再結合するときに毛髪がまっすぐになっているので、ストレートになります。
縮毛矯正は薬剤とアイロンの熱を使用するので、ストレート力は強いものの、髪へのダメージはかなり大きくなります。
♡ウェーブ・デジタルパーマ♡
薬剤と熱を使うパーマ。
コールドパーマより薬剤は弱いものの、熱を加えるので髪へのダメージは大きくなります。
比較的にこのパーマはかかりやすく、もりが良いのが特徴。
デジタルパーマでは巻き髪風のくっきりしたカールがつくれます。
カラーリング&パーマ後の間違ったケアNG
カラーリング&パーマ後はしっかり保湿する
カラーリングやパーマの後の髪の毛は、ダメージが受けやすい状態になっています。
そのため、トリートメントをしっかり行って保湿して、髪の乾燥を防ぐ必要があります。
またシャンプー後はきちんと乾かして、キューティクルを閉じた状態にしてから寝ることも大事です。
キューティクルが開いている状態は、髪がとても傷みやすいからです。
半乾きの状態で寝ると、髪が傷みやすくなります。
また、カラーリング剤によっては、メラニン量が減少して、紫外線のダメージを受けやすい場合もあります。
帽子や髪専用UVケア剤を使用して、髪にも紫外線対策をおこなうといいでしょう。
紫外線は年間を通して降り注いでいるので、夏だけでなく、一年中行うことが大切です♡
シャンプーはカラー&パーマ後1~2日目以降にする
カラーリングやパーマをきれいにキープするためには、シャンプーは施術後1~2日目以降にすることです!!
その際は、洗浄力の強いシャンプーは色落ちや乾燥の原因になってしまうので避けたほうがいいでしょう。
最近では、カラーリングをよい状態でキープする効果のあるシャンプー剤なども市販されています。
また、シャンプー量は少なめにして、しっかりすすぐことも大事です♡
洗い流さないトリートメントなどで髪をコーティングして傷みを緩和することで長持ちします♪
*「ヘア&メイクの基本」参照引用