突然できるシミや年齢とともに広がり増えるシミに悩まされる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
シミができる原因として一番は紫外線があげられますが、それ以外にも食生活やストレスはもちろんのこと毎日のスキンケア(化粧品)にも原因になっていることがあります。
目の下や鼻の周りなど、紫外線に当たりやすい部分にはお肌の奥に潜むメラニンがたくさん隠れており、シミがあるだけで老けて見られる印象になってしまうのです。
またシミの種類にはいろいろあり、自分がどのタイプにあてはまるのかによって、シミができる原因やお手入れ方法も変わってきます。
シミならなんでも美白化粧品でお手入れすればよいと思っている人も多いようですが、シミの中にも美白成分が効くものと効かないものがあるのです。
美白化粧品を使用しているのに効かない!!と感じている人は、まず自分のタイプを見極める必要があります。
そこで今回は、シミの原因や種類、シミの効果的な美白化粧品についてをご紹介しますので是非参考にチェックして肌質を改善しましょう💕
あなたに合ったシミ取り化粧品を選んで美肌を目指しましょう。✧♡
目次
シミの原因となる紫外線のメラニンとは。✧♡
美白の大敵!!シミの原因となる紫外線の『メラニン色素』。
私たちは、普段外出時に太陽光を浴びると紫外線に対する防御反応が起こり、メラニン色素が発生し、シミの原因になってしまうのです。
皮膚には3つの層があり、その中の1つ『表皮』の一番働きものが基底層になっています。
いわゆるターンオーバーのスタート地点なのです。
この基底層には、シミのもととなるメラニンを生成するメラノサイトで、真皮に紫外線が届かないようにメラニンを作り出して黒いカーテンのようにブロック!!✨
メラニン色素は紫外線が体内に侵入するのを防ぎ、肌細胞を守るために一時的に生成されています。
しかし、加齢とともに基底層は衰えて弱くなるので、メラニンが真皮まで落ち、頑固なシミとなって残ってしまうのです。
若い時と同じだけ紫外線を浴びていたとしても、だんだんシミができやすくなるのはこれが原因なのです。(+_+)
また過度なダイエットにより栄養が不足したり、血行不良を起こしている場合は、基底層の細胞にうまく栄養と酸素が行き渡らずターンオーバーが妨げられてしまうのです。
新しい表皮細胞を生み出してメラニンつくり、真皮を守るためにも食事&規則正しい生活や正しいスキンケアで美肌を保つことが大切。✧♡
関連記事:紫外線対策(UV対策)で美白・美肌を維持させよう。✧♡
皮膚はターンオーバーで28日間生まれ変わる。✧♡
表皮の一番の深層にあたる基底層で新しい肌細胞が生み出され、さまざまな組織や機能にて分裂を繰り返しながら徐々に一番上の角質層へと達し、最終的にアカとして体外に排出されていく働きをしています。
この一連の流れを『ターンオーバー』といい、“ターンオーバー”はお肌の生まれ変わる新陳代謝のこと。
お肌が生まれ変わることによって、お肌にできたシミやニキビ、傷跡も消えて綺麗になっていきます。
またお肌のキメが整い透明感ある美肌をつくることができるのです。
このターンオーバーには周期があり、理想といわれる健康なお肌は28日周期で生まれ変わります。
一番の深層にあたる基底層から角質層に達するまで14日間になり、角質層において角質細胞が皮膚内部を保護する働きを終えて剥がれていくまでにさらに14日間かかるので合計で約28日間かかるといわれています。
お肌のターンオーバーの周期が長くなると古い細部がお肌に溜まったままで、新しい細胞が作られにくくなり、シミができ、お肌の透明感もなくなり、肌トラブルも回復しにくくなるのです。(+_+)
またターンオーバーが乱れてしまうと一部分にメラニン色素が沈着したままになったり、紫外線の量が減少してもメラニンが生成され続けてしまいます…。
加齢によるターンオーバーの周期を変えることは難しいですが、ターンオーバーの周期を遅らせてしまうことを防ぐことは日々のスキンケア(美白化粧品)や生活習慣で可能になります。
>>ターンオーバーの促進方法が気になる方はコチラの記事をチェック
シミや肌トラブルを防ぐために、たくさん汗をかいて角質細胞を排出し、しっかり自分の肌質にあったスキンケア(化粧水)で保湿しましょう。✧♡
シミの種類や特徴。✧♡美白化粧品の治療方法
一般的にお顔にできた茶色っぽく見えるシミを指すことが多いですが、中にはほくろやイボに相当するものもシミと呼ぶ方もいます。
医学的にシミと呼ばれるものは、大きく分けると6種類あり、『老人性色素班』、『脂漏性角化症』、『雀卵斑(ソバカス)』、『炎症性色素沈着』、『肝斑』、『花弁状色素班』などになります。
自分のシミがどれにあてはまるのかによって、できる原因やお手入れ方法のスキンケア化粧品も変わってきます。
あなたがどのタイプなのかしっかり把握し、正しいスキンケアの美白化粧品を使用することが大切です✨
①老人性色素班(ろうじんせいしきそはん)
シミの中でもっとも多いのがこのタイプ!!
別名「日光性黒子(にっこうせいこくし)」とも呼ばれ、紫外線の影響で出てきてしまうものになっています。
頬骨の高いところにシミができやすく、数mm~数十mmの丸い色素班であることが多く、でき始めは薄い茶色のシミをしていますが、だんだんと濃くはっきりとしてくるのが特徴です。
加齢とともに高く盛り上がってくることがあり、②脂漏性角化症になっていくものもあります。
♡美白化粧品の効果♡
ごく初期のうっすらしたものには、美白化粧品の有効成分が効果を発揮しますが定着してしまったものには、皮膚自体が変化しているので化粧品では消えません。
♡他の治療方法♡
シミの輪郭がはっきりしてきたものには、美容クリニックのレーザー治療が効果的です。
②脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)
シミからさらにイボのように盛り上がってきたものになります。
よく見るとイボの表面はボツボツしていているのが特徴で、手の甲などにできる茶色いシミもこれに該当するものが多いです。
♡美白化粧品の効果♡
皮膚の形態そのものが変化してしまっているので、残念ながら美白化粧品では効果がありません。
♡他の治療方法♡
美容クリニックのレーザー治療のほか、液体窒素による凍結療法で消せる場合もあります。
③雀卵斑(じゃくらんはん)“ソバカス”
一般的には小さいシミのことをそばかすと呼んでいますが、厳密には遺伝的なものだけをさします。
遺伝的なそばかすは、10代のころからでき始め、小さく茶色いシミが鼻を中心に散らばるようにできるのが特徴です。
よく見ると、シミの一つ一つの形が円というよりは三角形や四角になっています。
また白人に多く見られますが、日本人でも色白の人に比較的多いようです。
♡美白化粧品の効果♡
美白化粧品の効果が出る場合もありますが、遺伝的要素が強すぎるので、あまり薄くはならないです。
♡他の治療方法♡
美容クリニックのレーザー治療をすればきれいに消すことができますが、再発する場合もあります。
④炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく)
ニキビ跡や傷跡などが茶色くシミになって残ったものをいいます。
足や腕にできた虫さされの跡がシミのようになって消えない場合がありますが、これも同じなのです。
そのほかにも、ムダ毛を毛抜きで抜いていると、毛穴のまわりが炎症して黒く跡になるのもこのタイプになります。
♡美白化粧品の効果♡
美白化粧品が有効です💕
おすすめの成分はビタミンC誘導体が良いでしょう。
♡他の治療方法♡
ピーリングが即効性あり、そのままにしていても消えることもあります。
また2~3年と数年かかるケースもありますが、その間に紫外線による日焼けをしてしまうと消えにくくなってしまいます。
⑤肝斑(かんぱん)
女性ホルモンのバランスがくずれたときに頬骨のあたりに、モヤモヤっと左右対称にできることが多いです。
色は茶色や灰色などさまざまなタイプがあり、鼻の下や額に出ることもあるようです。
妊娠中やピルを服用したとき、更年期の人にも見られます。
♡美白化粧品の効果♡
美白化粧品が有効なタイプです。
ピーリングや内服薬と併用すると、より早く効果が現れます。
♡他の治療方法♡
美容クリニックのレーザー治療は不向きです。
トラネキサム酸という薬を数か月服用すると薄くなることもあり、漢方薬が有効なこともあります。
⑥花弁状色素班(かばんじょうしきそはん)
海などで急激に日焼けしたあとに、肩から背中にかけてできる小さなシミをさします。
よく見ると、円でははく、花びらのような形をしてることから、“花弁状色素班”と呼ばれます。
♡美白化粧品の効果♡
美白化粧品ではほとんど消えることなく、あまり効果があるとはいえません。
♡他の治療方法♡
美容クリニックのレーザー治療をおこなうのが最も確実です。
シミ対策のおすすめ美容レーザー治療&美白化粧品ランキング。✧♡
いかがでしたでしょうか。
シミの原因や種類、シミの効果的な美白化粧品についてご紹介しました。
美白化粧水で効果あるシミには、しっかり美白成分が配合された化粧水を選んでメラニンの生成をおさえましょう。
また美容クリニックのレーザー治療が有効なシミには、美容医療のプロにまかえてみましょう。
いつまでも若々しく美肌を保つためには、シミのないキメ細かい綺麗なお肌を維持させることになります。
シミ対策でおすすめな美容クリニックでもレーザー治療や美白化粧品をご紹介します💕
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